スウィーテスト多忙な日々

スウィーテスト多忙な日々

誰かの役に立つことは書かれていません……

おめぇ、なーんか臭うなぁ

 

18歳。屁を我慢することがなくなった。

友人間の場なら、屁意を催すと、我慢せずにぶうぶぅとこく。

面白いことを言わなくても笑ってくれるのはありがたくて楽だ。

 

が、今になって思う。ある程度我慢して節度のある屁生活をするべきだった。

必要以上に屁が出るようになってしまったのだ。

同級生のイケメン新垣から、ぷーひやー(屁こき)というあだ名で呼ばれる。

あの頃よりもガスの生成スピードが早く、多くなってしまった。

 

屁こき虫になってしまった私はひとつの自論を生み出した。

足臭屁臭説だ。

屁をこくと、ズボンの筒に沿って屁が足元へ降りていく。

行きつく先は靴だ。足の臭いと屁の臭いが混じって、足臭(そくしゅう)はその凶悪さを増すのではないか。

 

数年前、職務中に思いつき、これはすごい発見なのでは、と胸が高まった。

早速朝礼の三分間スピーチで発表し、それこそ鼻つまみ者の扱いを受けた。

しょうがないことだ。いつの時代も、革新的なアイデアが生まれる時には異論や反発、妬みはつきものだ。

 

しかし、私にも反省点がある。その発表と同時に、解決策のアイデアを発表し、特許なりをとっておくべきだった。

実力と実績のある機関にこの発見を知られてしまうと、商品開発のスピードで負けてしまうのは目に見えている。

 

屁の消音器と消臭フィルター。

私はこの二つで世界を変えたいと思っている。

f:id:tthatener:20190417130750p:plain