スウィーテスト多忙な日々

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【旅行編】与論島へGO その3

 

三日目。
夜中に目が覚めてしまい、雨も降っていないようなのでどうせならと星を見に行きました。
原付を走らせ人家や街灯の無い場所に来ると、これでもかという数の星が見えます。人差し指と親指で輪っかを作って上にかざすと、その中だけでも十以上の星が見えるでしょう。やってはいないのでわかりません。


満足して帰ると、ここから三日目の本番が始まります。昨日に続いての夜明け前釣行です。
強風の中、約二十分ほど。

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釣れました。
昨日と同じ、カスミアジです。
持ち帰って測ってみると、56センチでした。サイズアップ。

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釣り場のアドバイスをくれた地元のおじちゃんに連絡をすると、喜んで貰ってくれました。
釣れたら差し上げますと宣言していたので、有言実行できて何よりでした。


朝食を取り、一旦仮眠。
一時間ほど寝て起きると外は雨。
今回宿泊している宿はドミトリータイプで、このようにベッドと少しのスペースのある寝床が、上下に三つずつ並んでいます。

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洗面所で歯磨きをしていると、同室の方と出くわしてお話をしました。
男性二人組のAさんとBさんは、これからダイビングに行く予定とのこと。あれこれ聞いていると、晩の酒の席に同席させていただけることになりました。ラッキー。
一人旅だというCちゃんは、この日の予定は特に決めておらず、宿に併設されているカフェで一緒にランチをしました。


雨が降り、時折雷も鳴っているので、釣りに行くわけにもいきません。
さて、この後はどうしようかと考えていると、カフェスタッフの方に雨の日でも遊べる場所を教えていただきました。
他にやることもなければ行ってみようかという話になり、Cちゃんと一緒に鍾乳洞と与論民俗村という観光スポットへ行きました。


与論島へ来て、始めて観光らしい観光をしました。観光に行ったなら観光地に行くべきなんですね。とても楽しかったです。太古から今も成長を続ける自然と、今はもう廃れてしまった文化に触れ、ああ、来てよかったなぁと、十二分に満足することができました。

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夜になると、Aさん、Bさん、Cちゃんと私の四人で居酒屋へ。「なみだ巻き」なる巻きものを食べて全員で爆発して、次はお三方の共通の知り合いだという地元のDさんと、そのお友達のEさんとスナック。
地元のお兄さん、おばちゃん、ママが歌い、私たちも歌い、目の前には常にお酒が差し出され……
途中から酒の味が濃いか薄いか水なのかすらわからなくなりました。恐ろしかったです。
そこで潰れて三日目はおしまい、ではありません。行きましょう。三件目です。
バーカウンターに五人並んで、やっと落ち着きを取り戻しました。
もう何を話したのかさえ覚えていませんが、旅の思い出を語る息子のように、Eさんにペチャクチャをぶつけていた気がします。失礼致しました。


そこで潰れて三日目はおしまい、ではありません。
宿に戻り、各々がベッドに入ると、Dさんから連絡が。
忘れ物をしているよ、と。
急いでバーに取りに戻り、それからスナックの前を通りかかると、DさんEさんの姿が……まさかの四件目、スタートです。


ここまでくると流石に口も回りません。誰彼に惚れているだろうとか、あそこで霊を見ただとか、二人の同級生トークをヘラヘラと楽しませていただきました。最後はスナックのママがギブアップ。「もう帰らせてくれ」が決め手となりました。「帰ってくれ」じゃなくて「帰らせてくれ」というところで本気度がわかります。


以上で三日目はほんとうに終了。
四日目は一時間半後に起きる予定になっています。
無理でしょう。


四日目につづく。