スウィーテスト多忙な日々

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安楽死だってさ

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今週末に、参議院選挙がある。
どこに入れても悪い事が起きそうな気がするので、選挙というのはとても難しい。まっとうな政党に投票したいけど、まっとうな政治を謳っている政党がまっとうである保証もない。だれもかれも悪人に見えてしまうけれど、その中でも極悪人に投票してしまうのは避けたい。どうせ入れるなら、役に立つ悪人に入れたい。

ということでどこに入れようか少しだけ迷っているのだけど、投票するかどうかはさておきとても気になる政党がある。
安楽死制度を考える会」。
その名の通り、安楽死制度を日本の法律に取り入れるために活動する団体らしい。安楽死ってなんだろう。

安楽死には積極的安楽死と消極的安楽死があって、後者は日本でも行われている。「患者の命を終わらせる目的で、何か(治療)をしないこと」らしい。終末医療において本人の意思で行われたり、あるいは意思疎通の出来ない本人に代わって家族の意思で行われる
ということで、この「安楽死制度を考える会」が働きかけるのは、積極的安楽死についてだろう。
積極的安楽死は、「患者の命を終わらせる目的で、何かすること」だという。例えば死に至る薬を投与するようなことだろうか。いくつかの国や州では合法とされているらしい。
安楽死と自殺ほう助の線引きも難しそうに思える。少し調べてみたけれど、どこに決定的な違いがあるのかはわからなくて、私のようなアレには同じにも思える。終末医療に限った話なのか、あるいは精神病患者なども含まれるのか、または健常者をも含むのか。それもよくわからない。

そして、「安楽死制度を考える会」の主張の一つに「安楽死という選択肢があれば将来の貯蓄の心配をしなくて済む」というものがある。これは短絡的に思える。「困ったら死ねばいいや」というのが法的にまかり通ってしまえば、真面目に生きるのが馬鹿らしくなってくる。そんなに簡単に死なれたらたまらない。ただでさえそうなりつつあるのに、「正直者が馬鹿を見る」世界がまさに実現してしまう気がする。

正直、彼らが今回当選することはないんじゃないかなぁとは思うけれど、安楽死という制度について考えさせられるいい機会になった。ありがとう。

 

安楽死、どう思います

 

 

 

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