スウィーテスト多忙な日々

スウィーテスト多忙な日々

誰かの役に立つことは書かれていません……

あなた、しこうが溜まっているわ


今まで意識していなかったのに、突然気が付いてものすごく気になってしまうことがある。


今日は、それが「運」と「運命」についてだった。
隣に並べて考えたことも無かったが、「運」というのは運が良かったとか悪かったという風に使われるから、「偶々」と同義に考えていて、「運命」というのはあらかじめ決められた避けようのないもの、だと思っていた。
だと思っていたのだけれども、「運命」という漢字の中に「運」が入っていることに今日気が付いて、あれれ? となってしまった。


調べてみると、どちらにも「めぐり合わせ」という意味が紹介されていて驚いた。そういうことなのだと言われたらそういうことなんだなと頷くしかないが、いまいち同じにおいを感じない。
湯船の底から急上昇してきた屁が水面で消えてしまうような、ちょっと待ってよと言いたくなるようなスピードで真実を告げられて、ちょっと待ってよと言いたくなる。ちょっと待ってよ。


屁といえば、これはまた随分と興味深い気体だなあと思う。
屁をこくという行為ひとつで、二人の関係がわかってしまう。
例えば屁の生産者がそれを放出して、素直にはははと笑えたらその人との関係は良好だとわかる。嫌な奴の屁は規模や質がいかに控えめだろうと、あるいはいかに奇妙で愉快だろうと、つい引き金に指を掛けたくなる。


または、付き合いの長い女友達が屁をこいたとして、私は何故か顔をしかめてしまう。
おかしい。いつもなら笑ってからかってやる所なのに、一体どうしたんだと自問自答する。三日三晩考え抜いて、四日目の朝五時に閃く。彼女のことが好きなんだ、と。
そういう風に、対人関係における判別のものさしとして屁は使われるべきなのかもしれない。


ものさしといえば、今のアプリはすごい。

f:id:tthatener:20190604101527p:plain


このように、始点と終点をタップするだけで触れなくても物の長さを測ることができる。
身長はもちろん、例えば床から天井までの高さを測定したり、今日はあの子と何センチまで近づけた、という日記を書くことだって容易くなる。


ただ一つアプリをインストールしただけでこんなことが可能になるなんて。すごい。未来だ。こんな未来の機械を作った人と自分が同じ種族だということが信じられない。信じたくない。
あと二回ほど人生を重ねても私にはこんな物作れないし、作れるとも思わないはずだ。


 あと二回といえば、私が地面に手をついてもよいと言われている上限だ。
 今までの人生で、あまりにも多く地面に手をついてしまった。かるたerと比べても桁が違う。
 何をするにしてもそうだけれど、人より多いということは羨まれたり妬まれたりすることがある。私はとうとう上限というものを決められてしまって、それが早くも残り二回になってしまった。
 上限を超えると、罰金を取られるわけではない。収監されるわけでもない。


「なめすんだよ」
 と彼は言っていた。
 そういえば、「肌色」というのは何人の肌の色なんだろう。私の革で作った財布はメキシコでも「アイボリー」として店先に並ぶんだろうか。

 

 

 

上限はありません。宜しければワンクリックずつお願いします。

1.人気ブログランキング

2.人気ブログランキング - にほんブログ村